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ICカードとは【クレジットカード用語集】
2000年代中盤あたりから、ICカードという言葉をよく聞くようになった気がします。ICとは、Integrated Circuitの略=集積回路という意味です。
現在では、実際にほとんどのクレジットカード会社がICカードに対応してきており、既に一般化された感があります。最近では、銀行のキャッシュカードもそうなってきていますよね。
磁気ストライプテープに情報を載せる従来のクレジットカードと違い、ICカードはICにたくさんの情報が詰めまれている、新世代のクレジットカードと言えるでしょう。
ICカードの基本
誰でもわかるICカードの説明
IC、集積回路などといっても、技術に詳しくない一般の方にとってはさっぱりですよね。ですので、誰でもわかるように概要だけ、かいつまんでまとめましょう。
ICカードにはメモリが組み組み込まれています。そのため、従来のクレジットカードで採用されていた磁気ストライプカードよりも、数十倍から数千倍の情報を記憶できます。つまるところは、容量が多いということです。
加えて、CPU(コンピュータの頭脳的なもの)が搭載可能で、簡単な演算処理を行うことができます。CPUもあって、メモリもあるということは、超極小のパソコンみたいなものですね。これにより、様々なことが実現できる、可能性のある期待のカード。それがICカードなのです。
どこにICが埋め込まれている?
ICカードは、通常はクレジットカード左やや上あたりに位置していることが多いようです(下記画像は三井住友カード)。というより、私の知る限りではここ以外にはありません。お手持ちのクレジットカードを確認してみてください。IC対応のカードかすぐ分かると思います。
曲げも想定されてはいると思いますが、この部分にはなるべく無理な力を加えない方が良いと思います。
偽造カード等の、不正利用防止のため
クレジットカードの不正利用は、年々増えており、数百億円規模と言われています。その中でも、特に偽造カードによる被害が深刻化したため、従来の磁気ストライプカードに比べ、偽造しづらいICカードが2004年ごろから導入されることになりました。
ICカードは、クレジットカードだけに使われているわけではありません。キャッシュカードや社員証、アミューズメントカード等、これまでには様々な種類のカードで利用されてきており、これまで世界的に様々な研究&改善がされているようです。
つまりは実績も蓄積されてきており、従来の磁気ストライプカードに比較すると、断然高セキュリティと言えます。しかし、ICカードは対面での取引においてのみ有効で、ネット通販などの非対面取引においてはなんら役に立たないことに注意が必要です。
IC対応店舗では、サインではなく暗証番号でショッピング
↑ピンパッド
ICカード取扱端末機設置の加盟店で、ICカードを利用して支払いをする際は、従来のサインの代わりに暗証番号を入力します。これだけで決済が完了してしまうのです。
右の図のようなテンキー(ピンパッドと言います)で入力するのですが、慣れないうちは違和感を感じる方もいるでしょう。
ICカードのここに気をつけよう
暗証番号の管理に注意
万が一、ICカード取扱端末機設置加盟店で不正利用をされた場合は、基本的に会員が負担しなければなりません。通常のサインショッピングでの悪用は基本的に補償されますが、暗証番号取引が関係する不正利用は補償されない決まりになっているのです(ちなみにキャッシング等も補償されません)。
というのも、4桁の暗証番号がもれるのは通常考えられず、カード会員に落ち度があったとされてしまう可能性があるからです。実際の所、暗証番号を生年月日にしていた、電話番号にしていた、紙にメモっていた等の被害(会員の責)があるようですね。暗証番号の管理はしっかりしないといけません。
人に教えないようにに注意
当然ですが、暗証番号がもれてしまうと、ICカード加盟店で買い物し放題になってしまいます。絶対に人に教えないように注意しましょう。例え家族であっても、友人・知人はもちろん、警察やクレジット会社を騙って訪ねられても、絶対に教えてはいけません。
また、店頭でピンパッドに入力する際、もともとフードで隠されてはいますが、非常に小さいので、機能としては完全ではありません。周りの人に入力しているのを見られないようにしましょう。
曲げや磁気に注意
曲げにも考慮されているとは言え、強い曲げで破損するケースがあるようです。また、磁気にも注意が必要で、携帯電話、ハンドバックのマグネット、ネックレス、リング等を直接近づけると、性能が低下することがあります。最悪使えなくなることがありますので、注意しましょう。
暗証番号を変更するとカード交換
ICカードは、ICの中に暗証番号が入っていますので、暗証番号を変更するには、カードをクレジット会社に返却する必要があることが一般的です。カード交換か、またはクレジット会社の端末で変更、ということになると考えられます。
その際、返却・交換する費用として、再発行手数料がかかる場合がありますので、最初によく考えて暗証番号を設定する必要があります。
■カードによっては交換しなくてもOKな場合も07/01/18追記
ICカードの暗証番号はカードによっては交換しなくてもよいケースもあるそうです。その場合は端末利用時にICカードに命令を送ることによって変更できるそうです。(イシュアスクリプト/PINチェンジ)
そういえば最近ワールドビジネスサテライトで、(クレジットカードではなかったのですが)ICの暗証番号チェンジの話題をやっていましたね。どんどん進化しているんですね。
情報提供:とおりすがりさん、感謝です!
■JCBは、セブン銀行ATMで変更可能14/11/16追記
上の枠内でも触れていますが、明確なソースを見つけたので補足です。例えばJCB本体発行のICカードの場合、セブン銀行ATMにて、暗証番号を変更することが可能なようです。非常に便利ですね!
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